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私も顔が広くなったもんだ
Junior IIも最終段階でFinal Examinationを控え、無我夢中で試験勉強に取り組んだ。大学へ行っても友人たちと事あるごとにOld
testを交換し合い勉強に余念がなかった。ある日の朝、コーヒーブレイクの時間、カフェテリアで友人3人とディスカッションをしていたとき、Dave
Underwoodが「コーヒーでも飲もうか」と言ったので「よし、俺がおごっやる」と財布を見たら25セント一枚しかなかった。3人分のコーヒー代もなかった。そこでもう1人の友人Ralph
Henoがすっと立ち上がり、グラスに水を3人分持って来た。その時Daveが「学生は貧乏だなあ」とつぶやいた。そこで「Don't
worry!!」といった手前、なんとか調達しなければならなくなり、カフェテリアの奥にあるFaculty room(教師・職員用食堂)に行き、いつも目をかけてもらっている教授を手招きで呼び「Will
you do me a favor, Could you give me a coffee?」とお願いしたら快く「Of course
I can.」と言ってもらえたので、「Please three cups of coffee.」と言ったら「What?」と驚かれたが、トレーに3つ入れて持ってきてくれた。そこで改めて最敬礼して「Thank
you so much」と返答した。ともかくコーヒーを友達の待つテーブルに置き「Just wait. I will go
another place.」と言って4階のMr. Marvin Conway(Registrar・学籍事務長)のOfficeに行き、秘書に「Please
gave me three delicious doughnuts.」と頼んだら「ああ、Booneのためならいいわよ」と5つもドーナッツを袋に入れてくれた。それを持ってカフェテリアの友達のところに戻り、紙袋を広げてドーナッツを見せた。すると2人の友人がビックリして「どこから調達したんだよ」と言ったので、教授とMr.
Conwayからもらったんだよ」と答えた。すると2人は「お前、顔が広いんだなあ。羨ましいよ。俺たちが行ってもくれないのに、外国人であるお前が行ってくれるとは・・・!?」と2人は笑っていた。この時コーヒーを快く渡してくれたのが何と後の恩師で私の人生を変えたと言ってもいいくらい影響を与えたDr.
Vern L. Hagen(診断学教授)であったとは、この時はまだ何も知らなかった。運命とは面白いものである。私も大学生活にかなりなれてきたせいか、あちこちOfficeで顔が利くようになり、友達が私を重用したがったのは言うまでもない。この学期は1つも落とすことなく進級した。
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