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外来患者集めに“奮闘努力”
大学病院のインターンになってから、みんなが眼の色を変えて外来患者を求めて奔走した。何しろQuad
cityには1万人しか人口がいないのに、250人以上のインターン学生がそれぞれ患者を見つけなければならないので大変である。私の場合、外国人であるということと、インターンが始まった学期をパスしたため、5学期中4学期でRequirement(新患25人治療回数250回以上が必修条件)で終えなければならなかった。親友やクラスメートたちは私のことを心配してくれ、中には私に患者さんを紹介しようかと言ってくれるありがたい人も現れた。しかしここでみんなに頼っていては先になって苦労すると思い丁寧にお断りしたが、内心は言葉と違い「この先どうしようか」と頭が混乱した。あれこれ考えてもしょうがないので、ともかく行動あるのみと思い、私が今Practiceしているテコンドーの生徒たちに「どこか具合の悪いところはありませんか?」と尋ね回ったり、近くのファミリーレストランなどを調べて行き、そこで知り合いになって患者さんをお願いしたりした。そのレストランの一つに私のアパートから車で5分くらいのところのファミリーレストラン「Big
Boy」があった。このレストランを友人が紹介してくれ、毎日1杯のコーヒーを飲みに行くことにした。あんまり毎日同じ時間に行くので若い学生風のウェートレスに聞かれた、「何故毎日コーヒーを飲みに来るの!?」そこで、最初は毎夜勉強して疲れているので気分晴らしに好きなコーヒーを飲みにくるんだよといっていた。その話が他のウェートレスさんたちに伝わり、私が行くと、なぜかコーヒーとパイが運ばれるようになった。最初は「Thanks」と答えていたが、毎回あまりにもウェートレスさんたちが善くしてくれるので、私も良心がとがめて事実を話すことにした。それがなんと「Big
Boy」に通い始めて2週間も経った時のことだった。「実は、大学病院のインターン生になったが、規定の患者数のノルマを達成できそうにないので、外来に来てくれる患者さんを探している」と正直に答えた。それを聞いた1人のウェートレスさんがいいアイデアを出してくれた。「それは各テーブルの調味料が置いてあるところにName
Cardを置いておけばお客さんが見てくれて体の調子の悪い人が来てくれるし、知り合いに渡してくれると思うよ。それにあなたは東洋人だから、何かアメリカ人と違って特殊なテクニックを使うのではないかと思って来るかも知れないのでいいかも……!?」中々頭のいい女性だと感心した。そのアイデアが功を奏したことはいうまでもない。私のアメリカ留学は色々なアメリカの人たちに助けられたお陰だと感謝せずにはいられない。
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