中島カイロプラクティックセンター

自然医療

Dr.中島 回想録

■ Dr.中島 回想録 アメリカ編35

No.35


思わぬハプニング

大学病院でインターンが始まって、患者さんの獲得も治療も順調にいっていたさなか、第3学期目にハプニングが起こった。それはT'aekwon‐do(テコンドー)の練習中に相手の蹴りを左手で受けた際、癖で左人差し指を伸ばしていて末節部を強く蹴られ指の先端が曲がり骨折してしまったのだ。しかし痛みより余りにも強くやられたことにカァ〜となり相手の若い黒人を柔道の大外刈りで倒し、すばやく押さえ込み締め技で落として(気絶させる)しまった。格闘技じゃあるまいし、テコンドーに柔道は用いてはいけないと分かっていながらTEMPER(短気)を起こしてつい手ではなく足がでてしまった。それ以来、仲良しであった彼は私と練習するのを怖がった。もちろん活法(意識を戻す)を施してから謝った。行為もそうだが、私の指は彎曲したままなので痛みをこらえて自分で整復した。しかし処置は万全であったが、脱臼骨折だったので、左手は使えなくなり翌日からの大学でのインターンに支障が出てしまい頚椎のアジャスト(調整)が不可能になってしまった。その時、普段からよくしていた同級生やなじみのClinic Assistantに治療してもらい何とかこの学期のRequirementをこなした。Doctorというもの手足の怪我をするといかに治療が出来なくなり、情けないかということを、この時初めて悟った。それからは十分気を付けるようになった。しかし癖というものは中々直らないもので、それから1年して再度同じ部位を骨折してしまった。全く若さというものは怖いもので無鉄砲過ぎる自分に反省した。アメリカ生活も何年か過ぎてくると思わぬハプニングは起こるものである。大学病院でのインターンもあと一学期で終わる。Requirementを終了したとはいえまだまだ臨床経験が必要である。


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