中島カイロプラクティックセンター

自然医療

Dr.中島 回想録

■ Dr.中島 回想録 アメリカ編47

No.47


アメリカン・カウボーイになった日

Senior IとSenior IIの学期の間に一週間くらい休みがあったので久しぶりにのんびりしようと考えていたら、後輩の田野玄康君(ニックネーム名ゲンコウ)が「先輩、ダベンポートから一時間半くらいのところに私の知り合いのお父さんが牧場をやっているので、馬に乗りに行きませんか。料金も7ドルくらいの低額にしてくれるそうです」と言ってきたので、乗馬の好きな私にとっては願ってもないお誘いであった。以前、私のアパートに居候していた4歳上で後輩の脇田重孝氏(シゲ)の一人息子を誘って行く事にした。私の車はポンコツなのでシゲのフォードの新車で出かけた。一時間半ちょっと走った頃ゲンコウの言う牧場が見えてきた。そこではたくさんの馬たちが牧草を食べていた。

アメリカに来て馬に乗るのは2度目である。Freshman IIIが終わった後、ミネソタ州セントポールのJohn Bergsengの家に遊びに行った時、友人の牧場で乗馬を楽しんだ以来である。このときは一週間近く滞在し何度も馬に乗ったり、川で馬と戯れたりした。最初は鞍をつけた馬でも振り落とされたのに最後には裸馬に乗れるようになった経験がある。

そこで今回はなるべく馬に慣れて自由に乗らせてくれるよう頼んだ。すると「途中まで一緒に行くが広い場所になったら好きなように乗っていいですよ」と言ってくれた。前のときと違ってこの場所は森が多く馬で歩くことが多かったが、20分くらいしたら広い草原に出て、思い切って慣れた馬をカウボーイ映画のシーンを思わすような走りを試みてみた。ちょっと怖かったが、私が選んだ馬は私と息がぴったり合ったせいか思い通りに走ってくれた。アメリカでなければ経験できない。日本では乗馬をするにしてもこの場所のように広いところがあまりない。ともかく勉強疲れの我々留学生にとってはリラックスできる唯一の娯楽である。さあ、これからの勉強も乗馬のごとくスムーズに走って進級してくれればと願うばかりである。


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