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無我夢中で1学期と2学期の6ヶ月を終え、少しずつ学校生活にも慣れてきて、幸いなことに医学用語学(Medical
Terminology)の1教科のみの単位を落としただけで無事進級した。
アメリカでは、2教科までは単位を落としても追試で単位を取ることができるが、3教科以上落としてしまうとその学年の全教科をやり直さなければならない。英語力の弱い私には毎日が苦痛の連続であった。特に2日に1回行われるQuiz(クイズ:25点満点の小試験)は、我々英語圏ではない外国人にとっては大きな難関であった。このQuizは4回で100点満点になり、中間・期末試験の点数が足りないときなどに救済にあてられる。だが、実際のところは一回10点にも満たず、本試験の一発勝負に賭けなければならなかったのだが・・・。
ともかくアパートでは一日約5〜6時間を勉強に費やし、毎日睡眠時間も3〜4時間であった。これは慣れない横文字に慣れるためと、他の学生についていく為の自分自身の試練であったように思う。しかし、辛くてくじけそうになってもアメリカ人の友人たちの協力や励ましによって、何とか気持ちをふるい立たせてもらったことを今思うと万感胸に迫るものがある。
その甲斐あって、いっぱしのパーマー大学の学生になったようである。
今の時代は留学のことを“遊学”というが、、この時代はまさに“苦学の留学”であったのである。
この苦難の第1段階も過ぎ、これから待ちに待った留学して最初の夏季休暇である。私なりにいろいろな楽しいプランを頭に描きつつ夏休みに入っていった。
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