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学生最後のインターン
Senior IIIに入り、老人学・行動力学などの診断学と臨床診断学、臨床実習のV、哲学などを残すのみとなった。特に診断学は私のインターンをしているDr.V.L.Hagen(Palmer大教授)が教えていたので、わりとやりやすかった。なぜならわからないことは教授のクリニックで教わることが出来たからだ。
臨床実習はすでに前の学期で卒業に必要である20人200回の条件(Requirement)をクリアして今学期は私の診療を求める患者のみを治療した。私の場合運もよかったせいか100人の患者で1000回以上大学病院で診ることが出来たので他のインターン生より多くの臨床経験を積むことが出来た。その上われわれ実習生の憧れのDr.V.L.Hagen
のクリニックでインターンをさせてもらえることは臨床経験を重ねるのには最高の環境である。
クリニックは大学から車で30分足らずのBettendorfという静かな住宅街の一角のビルにあった。このビルは5階建てで、すべてカイロプラクティックのクリニックでそれも大学の教授・助教授・講師が入っている医療センターであった。日本では考えられない構成である。それでも各クリニックが成り立っているから不思議である。教授のクリニックは三階にあり二人の受付と二人のDoctorがおり、インターンも日替わりで一人が必ず実習していた。そこに私が入り込むのであるから大変である。
Dr.HagenはPalmer大に来る前ウィスコンシン州で20年開業し、一日100人近くの患者を診ていたという。あまりにも朝から晩までクリニックに勤務していたため、一時奥さんに離婚されそうになったという話を直接聞いた。それくらい臨床家としては超一流のDoctorである。人柄もよく懇切丁寧に指導していただいたため、私の腕もメキメキ上がった。そのお陰で卒業するときはいっぱしのカイロプラクターになっていた。卒業して現在まで私の最も尊敬する恩師としてご指導を頂いている。今日の私があるのもこの教授のお陰である。
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