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卒業式(1) 〜卒業式直前のエピソード〜
卒業式を2週間後に控え、お世話になった方々に招待状を送るため、毎日手書きで手紙を書くことにした。そんなとき私のアパートの上の階にいる友人のDavid Hooverが遊びに来て面白いことを言った。「せっかく晴れがましい卒業式をやるのだから、来る来ないは別としてアメリカ大統領と日本の総理大臣に招待状を送ってはどうか」と私に進言したのだ。そこで私は「馬鹿だな、Dave!そんな偉い人が来る訳ないよ」と答えた。すると彼は「アメリカでは常識のごとく国のトップに招待状を送るんだよ。もちろん一種のジョークではあるが。でも必ず返事が来るよ」と教えてくれた。そこで早速ふたりに手紙付きで招待状を送ることにした。
送付してから一週間もせずにホワイトハウスのGimmy
Carter大統領より一通の手紙が送られてきた。なかには「ご卒業おめでとうございます。あなたも家族や友人達もさぞかし喜んでおられると思います。そしてこれからもあなたにとって素晴らしい将来の成功につながると思います」と記載されてあった。もちろん合衆国のゴールドのスタンプが捺されてあった。私は本当に返事が来たんだとびっくり仰天した。やはりアメリカは凄い国だなあとこのとき思った。それに比べ日本の福田赳夫首相からは何の返事もなかった。当たり前といえば当たり前であるが、何かさびしい思いがしたのを昨日のことのように覚えている。
この一件から一週間後、Alumni Auditoriumで盛大に卒業式が執り行われた。その模様は次回に記載しようと思う。ご期待あれ。
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