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卒業式(2) 〜感動の卒業セレモニー〜
1977年9月30日、晴れある卒業式がPalmer
Alumni Auditoriumで盛大に挙行された。300人近くの卒業生がガウンと角帽を纏って入場を待った。ロッキーのテーマが流れる中、来賓や学校関係者の大拍手に迎えられ我々は入場した。アメリカの卒業式は想像していたよりも格式があり、厳粛に行われたのには驚いた。最初に有名な歌手がNational
Anthem(国家)を斉唱し、続いてPalmer大学総長Dr.David D.Palmer(創始者の三代目)より一人ひとり卒業生に紫の校章入りのDiploma(卒業証書)が渡された。特に私のときはひときは拍手が多く、いかにみんなにかわいがられたかの証明である。
今回の卒業式はPalmer直系の総長であるD.D.PalmerのDiploma授与の最後の姿になるので、感動もひとしおであった。かなりのお歳でこのときは車椅子だった。私にDiplomaを渡されるときは直接お話され、この栄誉を称えられた。なぜならPalmer大学にとっては父Dr.Bartiett
.J. Palmerの最初の生徒が森久保繁太郎という日本人であったため、日本人留学生に対しては人一倍大切にしていただいた関係から、一言二言話しかけていただいた。私のときは涙を流され何度もうなずかれた。この出来事は卒業して33年経った今でも忘れることができない。
式典も進み、アメリカの著名人や政治家が次々に挨拶に立たれた。そして祝電のとき、後のアメリカ大統領になったRonald
W.Reaganからのものもあった。Reagan氏はこの3代目D.D.Palmerによって育てられ、役者と政治の世界に送り出された一人でもある。Reagan氏が大統領選の最初にアイオワのD.D.Palmerに挨拶してから選挙戦をスタートしたと言われている。ともあれセレモニーは盛大かつ厳粛に行われ、我々卒業生は無事Doctor
of Chiropractic(DC)となった。
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