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2学年に入ってからは勉強に追われて、なかなか自分の時間が取れなく、体にストレスがかかり勉強に集中できない日が続いた。そこで健康維持のためにMartial
arts(武道)を始めることにした。当時、全米ではカンフーのTVドラマが人気を博し、ひとつのブームが起こっていた。特に、私が住んでいたダベンポートにはT'aekwon‐do(テコンドー)で元世界チャンピオンであるChung
Eun Kimの道場(Black Belt Academy)があり、沢山の門下生が練習に励んでいた。そこで大学の授業の終えた後、Mr.Kimの道場を訪れることにした。道場にはMaster(師範)であるChung
Eun Kimが直接応対してくれた。彼は同じアジア人である私にはとても好意的であったため、早速入門を決意した。
私は週2回のクラスを受けることにした。私の場合は柔道の有段者であったため他の門下生と違い別格のメニューが与えられ稽古に打ち込んだ。
ある日、乱取りをする前に準備体操を行ったとき、私は道場の周りを“うさぎ跳び”で何周かしていたら、それを見ていたアメリカ人たちがびっくりして、どうしてそんなに姿勢を崩さずにうさぎ跳びが出来るのかと私の動きをじーと不思議そうに見つめていた。アメリカ人は体形が大きい割には下半身が弱く、それに対して東洋人は上半身に比べ下半身が発達しているため重心が低く安定している。これは欧米人の椅子の生活に対して、東洋人が畳の生活をすることによる。
ともあれ、ここでスタートしたTaekwon‐doはのちの留学生活には欠くことが出来ない健康維持につながった。またMR.Kimの出会いにより多くの友人や外来患者を得ることができ、また武道を通じて人間としてのモラルや人格形成をつくるのにおおいに役立ったようである。
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